一昨日のことです。。
延期しておりました、開基堂の建て替え事業。現在、来年着工に向けて、準備を進めています。
その中で、お寺の境内地に埋蔵文化財の出る可能性があるとのことで、試掘調査をすることになりました。(埋蔵文化財の可能性については、後で報告します)
いつもお願いしております中島工務店さんにお越しいただき、作業が始まりました!
もちろん、明石市役所の方と、明石市立文化博物館の稲原さんに立ち会っていただき、地質調査をしていただきました。
結果ですが…
埋蔵文化財の出土する可能性が高かったのですが、今回試掘したところからは発見できませんでした。
しかし、調査後に稲原さんから、建物(開基堂)を取り壊した後に、再び調査をしたいと申し出がありました。普通の調査なら、無いと分かればすぐ終わるので、よほどなことがない限り、再調査はないとのことです。いったい何が出てくるというのでしょう…
さてさて、その埋蔵文化財の可能性なんですが、10年ちょっと前にお寺の東隣で水田から住宅にする際、試掘調査でたくさんの土師器(奈良時代から平安時代にかけて作られた素焼きの土器)が見つかったそうです。そこで、うちのお寺もその可能性が非常に高いのではとの見解が出た模様です。因みに、その隣の住宅地は、現在『注連郷遺跡(しめのごういせき』と名称が付けられているようです。(隣に住んでても、そんな遺跡があるとは⁉️)
また、新しいお寺の歴史発見とはいきませんでしたが、可能性があるのは確かだそうで、次回の開基堂の解体後がある意味楽しみです。
ともあれ、開基堂の事業は順調に進んでおりますので、また皆さんに報告していきますね(^^)