地鎮祭の準備しているときのことなんですが。。。
地鎮祭の法要時、経石🪨というものを地面に埋めることがあります。先日の法要でも四方払いの時に埋めました。今回、とあるアドバイスをいただき、自分なりに閃いたことがあったのでお話させていただきます。
遡ること、約2ヶ月前。(大して遡ってないですね💦)節分の星祭り法要にご出仕いただいた鳥居上人(養父市宝泉寺ご住職)と地鎮祭のことでお話していると、この経石の話になったのです。そこで、鳥居上人から興味深いお話が!殊に経石を使われる時は、ご自坊近くの河原に赴き、平べったい石を見つけてきてはそれに経文を書き、ご使用されるとのこと。地元の慣れ親しんだものをお使いになることで、より土地を浄めることに役立つのだそうです。
なんて素晴らしいお話なんでしょう!大変感銘を受けてしまいました(T ^ T)その後、安易にも自分もやってみたい!と思ったのですが、近くに川らしきものはない。。加古川の中流ぐらいまで石を探しに行くか。。色々考えたのですが、しっくりこない。。半ば自分にはやはりできないのだと諦めかけていたとある日の夕方、愛犬テンの散歩で地元の漁港を歩いていると、ふと砂利と砂混じりの小さな浜に目が行き。。
『まさにこれだぁ‼️』
と、叫んだかは定かではありませんが、とにかく閃いたのです!
ここの浜の砂利の石を使おうと!
何げに小さい頃から、平べったい石を見つけては、水切りをしたものです!(石をサイドスローで海に投げ、水面を何回跳ねたかを競う遊び)灯台下暗しとはこのこと。全く気づいていなかったのでした(^◇^;)
さぁ、そうと決まれば善は急げ⁉️仕事の合間に石集めが始まったのでした♫
浜をこんなにもまじまじと見るのは久しぶり!
なんか、ワクワクしてきました(^^)
あーでもないこーでもないと選っていくと、、
結構良いものがありました!中には、海辺らしく貝殻がくっついたものまでありました!
その中で、平べったくてお経文の書きやすいものを5つ選んで、持ち帰ることにしました。
帰り際、たくさんのボラたちが、海面から飛び跳ねて、地鎮祭の成功を応援してくれているようでした(^^)
お寺に戻って、お経文を書き、本堂の御宝前にお供えして、数日お経を上げさせていただきました🙏
当日、この思い入れのある経石を準備して法要に臨むことができました!!
物事は何でもそうですが、こういうの気持ちのこもったスパイスこそが、大切なのだと思います。自己満足の何物でもないですが、この経石にして、本当によかったですね(^^)