本日午後1時半から、お寺の御守護である大福大明神様(大福さん)の御縁日報恩法要を致しました。
昨年から法華経の要のお経である『如来寿量品第十六』を十巻読誦すると決めましたので、1時間と少々の読経をさせていただきました。
読経の後は、大福さんへ木剣を用いて法楽祈祷を致しました。。
昨年のブログでも申したのですが、この大福大明神様は、私(住職)の曽祖母にあたる村川妙宣上人が大阪市生野区で明浄院というお寺の住職をしていた時に、ご自身の御守護神としてお祀りされたもので、現在立正寺に移ってからも御守護をいただいております。伝え聞くところによると、妙宣上人が徳島のとある滝で滝に打たれてお題目を唱える修行をされた際、この大福大明神が降臨され、以後守護されることになったそうです。その御縁日が6月3日であったことから、この日に大祭をされていました。お寺が二見に移ってからは大祭はされてきませんでしたが、数年前から住職がこの日にお経をあげて、感謝申し上げる日にさせていただいております。
いつもは祭壇の右側に御祀りしておりますが、本日は正面下に出開帳という形にして、法要を行いました。
1時間20分ほどの法要でしたが、日頃の感謝の気持ちを読経にてお伝えした次第です。
今度は、たくさんの方と一緒に法要ができたらと思います🙏