本日4月28日は、宗祖日蓮上人がはじめてお題目『南無妙法蓮華経』と唱えられた日なんです。
今から768年前の鎌倉時代。建長5年4月28日のことでした。
日蓮宗では、この日を『立教改宗』の日(日蓮宗ができた日)として、お寺によっては記念法要をします。
うちのお寺では、法要をすることはないのですが、本日お檀家さん宅の法事で、それに遭遇したのでありました。。
⬆️は、魚住町のお檀家さん宅の仏壇にお祀りされている日蓮上人の仏画。この絵は、まさしく初めてお題目を唱えられた時の絵なんです。
奇しくも、今日の法事は本日が祥月命日で、故人のおじいちゃんはお題目を唱えることをとても大事にされていた方でした。法事の後、家族の方に、『もしかしたらこの日に亡くなられることを望んでおられたのでは?』と申し上げました。家族の方も『そうであったら、おじいちゃんも喜んでるでしょうね!』と言ってくださって、この4月28日が素晴らしい日であると分かってくださいました!
日蓮宗では、これに因んで毎月28日を『いのりの日』としています。お題目を唱えて、お祈りをする素晴らしい日になっています。そういえば、私(住職)の誕生日も3月の28日❗️お題目の祈りを捧げる縁日に生まれたのだなぁと、しみじみ感じてしまうのでした。。