一昨日、妙見大菩薩像(妙見さん)の開眼法要を行いました。
2年前、既存の妙見大菩薩像を閉眼して、参拝の皆さんと鑿入れ(鑿入れ)式を行い、このお像を胎内仏として、新たに妙見大菩薩像を作っていただいておりました。
遂に、完成致しましたので、盛大に開眼法要を開催させていただきました!
3日午後2時から、法要がはじまりました。
今回は、造仏いただきました松本定祥 仏師さん、そして住職が平成28年に2回目の荒行でご一緒したお上人方にご出仕いただきました。また、30人の檀信徒の皆さんにもお参りいただきました。
約30分の読経の後
住職が筆で、妙見大菩薩像に開眼を致します。
筆に五色の紐をくくりつけまして、
参拝の皆様にも紐を持っていただき、一緒に開眼の筆入れをしていただきました。
大変おこがましいことですが、この開眼の筆入れの時に紐で繋いで皆でその功徳をいただく所作は、なんと東大寺の大仏開眼の時に行われたものに倣って、させていただきました。なんとも恐れ多いことですが、前回の鑿入れと同様に、皆で作り上げる妙見さんにしたかったので、このようにさせていただいた次第です。
その後、木剣で以って開眼修法を行いました。
出仕のお上人方の力強い木剣の加持祈祷で、妙見さんの開眼も無事に行うことができました。
そして、住職が報告文を読み、この度の開眼までの経緯や思いなどを御宝前にご奉告させていただきました。
奉告文が終わると、参拝の皆さんに妙見さんの前でお焼香をして、それぞれで祈りを捧げていただきました。皆さん、真剣にいつもより長くお参りされていたのが印象的でした。
その後、住職が祈願回向を申し上げて、最後は、、
参拝の皆様へ御祈祷を受けていただきました。7人の僧侶から御祈祷してもらうことは、うちのお寺ではまずありませんので、これは本当に特別な御祈祷になりました!
お越しの方は妙見さんと共に、このご祈祷でたくさんの福徳力をいただけたはずですよ(^^)
法要後は、住職から出仕のお上人の紹介があり、
仏師の松本定祥さんからのご挨拶をいただき、無事にすべてを収めることができました‼️
そうそう、最後の最後ですが、
皆さんで記念写真を撮って、無事に終えることができました。
今は何より無事に終えられて、安堵しております。これからは、この妙見さんにご守護いただくべく、毎日沢山のお経を吹き込んでいく所存です。皆様、どうぞこれからは、妙見さんにも存分に頼ってくださいませ🙏
(写真提供 平井昭二氏)