先日ご案内しましたとおり、昨日午前10時半から妙見大菩薩の鑿入れ式を行いました。
コロナ禍で梅雨も重なり、参拝してくれる方は果たしているのかと心配しておりましたが、有難い事に40人近くのご参拝をいただきました!
本当に有り難いことです、感謝御礼申し上げます🙏
さて、昨日の行事は二部構成でありました!
第一部は既存の妙見大菩薩の閉眼法要、第二部は鑿入れ式だったんです。
コロナ禍ですので、なるべく時短で終わることも必要でしたので、第一部は住職、仏師様と寺族等で行いました。(本当は一緒にしたかったのですが、泣く泣くそうさせていただきました🙇♂️)
さて、第一部です。
既存の妙見大菩薩の閉眼法要です。今まで御守護いただいた感謝と、他の仏像等が新しくなったり修復される中で、肩身の狭い思いでらっしゃったお詫びの気持ちを込めて、お勤めさせていただきました。
この頃から空が晴れだして、何か妙見様も安心されたように感じました。。
そして、第二部です。
檀信徒の方にも間隔を取っていただき、換気・消毒を徹底しての法要開始です。
松本定祥仏師の鑿入れの作法です。切り火と榊で清めて鑿入れをされました。とても迫力があり、全身全霊を木に込めておられました。
その後は住職、そして出仕くださった山中上人と続きまして、
参拝の皆様にもれなく鑿入れをしていただきました!
法要を終えて、松本仏師から『一人ひとりにノミ入れして頂いたことは、後々「あの仏様、俺も作ったんだぜ❗」みたいに思ってもらって、お寺に親しみを持ってもらえたら』とご挨拶いただきました。
本当に、皆さんと一緒に妙見様を新たに作っていく事を共有できたのではないでしょうか?
完成は2年後になりますが、出来上がりを楽しみにしましょうね🙏
(写真提供 平井昭二氏)