少し日は経ってしまったのですが、23日勤労感謝の日は、岡の上地区にお祀りされている、妙見大菩薩の例祭でした。
お寺のある明石市二見町内の岡の上自治会が堂守りをしている『岡の上の妙見さん」。年に一度のご開帳と、御祈祷の法要をさせていただきました。
大砂自治会長さんをはじめ、15人以上のご参拝がありました。
住職が読経、木剣で加持祈祷した後、
参拝の皆さん一人一人が手をあわせて、日々の報恩感謝を捧げました。
法要後は隣の公民館に移動して、こちらも恒例の法話&茶話会でした。
今回は、妙見さんの『紋』について、お話させていただきました。上の写真の紋が、能勢の妙見山の十字の紋。妙見大菩薩をお祀りし、御守護いただいた、武将能勢氏の家紋が転じて、今の妙見さんの紋になった話、豪族千葉氏が庇護した千葉神社の紋（九曜紋）の話に、武将島左近が持仏とした妙見さんの話など、その場所や人にまつわる話などを織り交ぜた法話を致しました。ゆくゆくは、岡の上地区にまつわる紋として、誇っていただいてもよいのでは？とご提案したりして、今回も盛会に例祭を納める事ができました。
以前にも申したとおり、岡の上地区には、うちの檀家さんはほとんどなく、宗旨を超えて妙見信仰が根付いた地域。でも、一緒にお題目をお唱えして信仰を深められた事は、非常に有り難いことでありました。
ご参加の皆様、ありがとうございました🙏
