28日日曜日午後3時から、開基堂建て替えの為、取り壊しの前に現・開基堂のお別れ法要とご尊像の本堂遷座式を行いました。
まずは、参拝の皆さんと記念写真の撮影です。
いつもでしたら法要後にするのですが、今回は遷座する前(ご尊像があるうち)に行いました。30人ほどのご参拝をいただきました(^^)
そして、住職から式の流れを説明しまして、法要スタートです!
この度は、日蓮宗兵庫県東部青年会のお上人方(7名)にご出仕いただきました。日曜日のお忙しい中でのご出仕、ありがとうございました。
読経後、奉告文を読み上げ、これまでの感謝とお別れの奉告を致しました。
そして、参拝の皆さんにもお焼香していただき、これまでの御礼をしていただきました。
住職が報恩回向をして、遷座式に移ります。
開基堂にお祀りされている、お釈迦さまや日蓮聖人、御守護神である七面大明神のご尊像をお厨子からお下げして、用意した餅箱に乗せて本堂までお移りいただく遷座式。参拝の皆様にもリレーしてお運びいただきました!この儀式もなかなか巡り会うことができませんので、貴重な体験をしていただきました。
本堂の御宝前にお移りいただき、新・開基堂が完成するまでの間、本堂でお祀りさせていただきます。
その後、お曼荼羅のご本尊の抜魂を行い、法要を無事終えることができました。
最後に、住職が謝辞を述べました。
まず、開口一番『法要が始まって、急に雨が降りだしましたよね。それが本当によかったんです!』と申し上げました。なぜそんなことを申したかと言いますと、日蓮聖人はかつて『雨が降るのは、龍の力があるから』と説かれていまして、これは開基堂にお祀りされている七面大明神様(龍神様)のおかげであると感じたからです。この遷座の大事な法要にお力をお貸しいただけた、それまで信じて開基堂でたくさんお経をお唱えしてきたから成し遂げられた喜び、それがお計らいとお導きだったと感じたからです。そのように参拝の皆様にご説明し、そして開基堂のお別れするにあたり、お堂の歴史や住職が出家してお衣を着せていただいた思い出などのお話を致しました。
また、新しく完成するまで、みなさんと心を一つ(異体同心)にして、進めてまいりましょう!と、申し上げて、法要を納めました。
本当に本当に素晴らしい法要ができました!
お参りいただきました皆様、誠にありがとうございました🙏
写真撮影・提供 平井昭二氏