お正月以来、ご無沙汰でした。
なかなか更新できず、毎度申し訳ありません🙇
さて、昨日は阪神淡路大震災の発生日。開基堂の朝のお勤めで、物故者の追善供養をさせていただきました。
あの震災から今年で29年が経ちました。お勤め中、お正月の能登大震災のこと、さらには29年前のここ明石でも凄まじい地震であったことが蘇ってきました。当時は今の本堂は無くて、開基堂が本堂でした。震災発生後、堂内はめちゃくちゃで、倒れた位牌やお預かりの遺骨が散乱していたのを覚えています。そして、元気だった師父と高1だった私とで一日中片付けをしていたことを思い出しながら、開基堂でのお勤めをさせていただきました。
今日の神戸新聞の一面に『被災地 心はともに』と題され、「30年近く経っても我々の教訓は古びておらず、過去に学ぶ重みは増している」と書かれていました。
能登半島の震災で、今自分に何ができるかずっと考えていた中で、とても重みのある記事でした。そして、このように記事は締めくくられていました。「何があったか。何ができなかったか。ともに語ろう。ともに知ろう。命を守るために。」
改めて、今できること。。それは震災物故の方へ、被災された方へ、祈ります。拝みます。それぐらいのことにかできないけれど🙏
さてさて、この日は天気も良く、風もほとんど吹いていなかったので、お焚き上げ法要をしました!諸事情で、震災慰霊法要に行けなかったので、たくさんのお焚き上げをしました!
いつもお焚き上げをしたい日に天候が悪かったり仕事が入ったりで、お札や塔婆が溜まっておりました💦おかげさまで、2回もすることができたんです!(こんなのははじめてなんですよ‼️)
塔婆やお札を運んできて、お経をあげて抜魂の修法をして、いざ点火🔥
↑一座目
↑ニ座目
塔婆を井桁に組んでお焚き上げすると、ものの1時間ちょいでほぼほぼ灰になるんです!(以前はドラム缶に入れてやっていたので、4,5時間かかってました)でも、気にしなくてはならないのは、火の量、火柱の高さなんです。一応、井桁を八段ぐらいまでにすれば、最初の10分ぐらいで火柱も収まるので、ここはいままでの経験でうまくできています!
何はともあれ、無事に終えられてホッとしました。次回からは、あまり塔婆やお札を溜めすぎず、適度にできればと思います🙇