昨日、堂内の幣束(へいそく)の張替えを致しました。
幣束とは、諸天善神の乗り物や結界を作るときに用いられるもので、一般には御幣(ごへい)と呼ばれています。(お寺にも神仏融合の流れから御幣が存在します)
うちのお寺では、ご祈祷をするときに設ける結界(天符)や諸天のお像の前に設けるものなどがありまして、お札と同じように1年毎に交換しています。
毎年、浜屋の小谷くんにお手伝いをお願いしています。うちのお寺の担当を離れて10年ぐらい経つのですが、ずっとお手伝いいただいてます。いつも、ありがとうございます🙏ホントに助かっております。
で、ここ数年は毎年住職が予め幣束を切って、当日は住職がそれを折って、小谷くんが張り替えるという分業制が確立しています(^-^)
なので、作業はスムーズ!
とはいえ、数が多いので、やはりそれなりに時間はかかってしまいます。今年は午前10時頃から始めて、お昼ご飯の休憩、そして午後3時ぐらいまでかかりました。(でも、今までで最速だったのでは…)
本堂、開基堂内の幣束がすべて真っ新になりました。当初は真っ白ですが、1年も経つと線香の煙や日差しで、焼けてしまいます。
なので、今お参りいただくと真っ白で気持ちのいい幣束をご覧いただけると思います(^-^)
これで、また新年に向けての準備が1つ整いました。まだまだ準備はありますが、ひとまずこれで安心です😮💨