akashi-risshouji's diary

明石 ・立正寺 お寺のブログ

お綿掛け

本日、お祖師様(日蓮聖人)のお像にお綿(綿帽子)を掛けさせていただきました。

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普段であれば、御会式に合わせてさせていただくのですが、先週まで暑すぎるましたので、今日になりました。

お綿をかけるようになった由来は、日蓮聖人が地頭の東條景信に襲撃された(小松原法難)ことがありました。その時、頭に刀傷を受けまた左腕を骨折される大怪我をされ、一命を取り留められたものの、晩年冬になるとその古傷が痛むようになられたそうです。そこで、今でもその痛みが少しでも和らぐようにと、御会式の頃から春の彼岸にかけて、お綿をかけることが習わしとなっています。

素晴らしい習わしですよね🙏

彼岸明けぐらいまでは、お綿を被った日蓮聖人のお姿ですので、お寺にお参りになられた際は、そちらにも注目していただいて、またその先人たちから続く良き習わしに触れてみてくださいね(^^)