本日は、お檀家さんの葬儀告別式がありました。
コロナの影響は、ここにも来ておりまして…
遠方の親族が来れない事態になっていました。。(東京と福岡と仰っていました)
最後にお別れがしたいけど、緊急事態宣言の事もあって、簡単にこちらに来る事ができない。
おそらく断念されたのも、苦渋の決断であったことでしょうね…
そんな中、昨日のお通夜の時に、とあるものが目に入ってきました。
私の斜め後ろに設置されたスマホでした。
それはLINEか何かのアプリで、来られない方へライブ配信をされていたのでした。。
そして、本日も同様にされて、最後のお別れの時も棺の故人様へ、スマホを通して『おじいちゃん、ありがとう!またね。』と。。
参列できた親族の方が考えられて、また葬儀会館のスタッフも協力の下、実現できたことでした。
実は葬儀開式の前、司会の方から、お別れの時間を長く設けたいと打診がありました。
その理由が、ビデオ通話でお別れをするということだったのです。。
常時ならば、そこまで考えられなかったかもしれません。
コロナ禍で不自由な事だらけですが、今日のビデオ通話ができたのは、親族やスタッフの方々の知恵と工夫から生まれたものです。
故人様を愛する思いが、ひしひしと伝わって、その光景は感動さえ覚えるものでした。。
コロナの早期収束を只々祈るところですが、そんな中でも家族の絆を大切にすることを、今日の葬儀では教えていただきました。。
逮夜参りや満中陰の法事では、またビデオ通話になるかもしれませんが、私もしっかりと寄り添ってご回向したいと思います🙏
九拝