先週日曜日に行われた当山の落語会『笑楽寄席』の報告、遅くなりましたが、させていただきますね。
有り難いことに、当落語会は今回で25回目の開催となりました。コロナ禍での休止や人数制限を乗り越えて、今回から制限解除で行うことができました!
いやぁ、やっぱりいつも通りにできるって、ホントに有り難いことですね(^^)
お客様の来場者数は、コロナ前の100人超えとまではいきませんが、80人ほどの方にお越しいただきました。
お越しいただきました皆様、誠にありがとうございました🙏
さてさて、今回の演目は以下の様になりました。
桂紗綾 『初鳴き』
旭堂南海『家康伊賀越え』
桂春蝶 『2階ぞめき』
まずは開口一番、初登場の桂紗綾さん。ご存知、ABC朝日放送の現役アナウンサーにして、社会人落語家としても活躍されています。春蝶師匠から御指南を受けているご縁で、出演を依頼しました。『初鳴き』、アナウンサーならではの早口言葉や滑舌の良さを生かした創作落語、素晴らしい出来栄えでした!面白かったのですが、思わず良い意味で『ずるいわぁ♫』と言ってしまうほどの名作でございました!
続きましては、旭堂南海先生のお出ましです。演目は『家康伊賀越え』でした。今年の大河ドラマ「どうする家康」にあやかっての講釈。もう、素晴らしいの一言です。講談のストーリーは勿論のこと、聴きやすくて、さらには笑いもたっぷりある!こんな講談ができるのは、日本広しといえど、南海先生だけだと私は思うのであります!とにかく、最高でございました♪
そして、大トリは当落語会の大看板、桂春蝶師匠。演目は『2階ぞめき』でした。いつも申しておりますが、落語会の鬼才・春蝶師匠の今回の噺も、聴き入ってすっかり春蝶ワールドにどっぷりとハマってしまいましたね!まさに魅せられた噺でしたね!もちろん、笑いもたっぷりあって、笑い過ぎてしまいました(^^)
というわけで、あっという間の1時間半の会でございましたが、最後は席亭の住職から、裏方・スタッフのみなさんを紹介して、お開きとなりました!
ようやくと申しますか、いつもの落語会を開けた喜びで、大変満足いく会ができたように思います。
次回は11月5日を予定しております。今回を契機に、今一層素晴らしい落語会を運営できればと考えております!
皆様、次回もご期待くださいませ🙏
(写真提供、平井昭二氏)