今日は、本堂と開基堂の人天蓋(導師が座る頭上にある仏具)を交換する作業をしていただきました!
何故こんなことをしたかというと、本堂の人天蓋は天井の高さに合わないぐらいの大きさで、且つ年に2回のお寺の落語会『笑楽寄席』で、毎回外して高座を作っていた為、傷みも少し出てきそうでしたので、これに代わるものはないかと考えていました。当初は、天井を高くしては?とか、平べったい天蓋を新たに購入しては?とか考えていたのですが。。どうも妙案が浮かばず。。そこで、ふと開基堂の人天蓋を見ると、平らで適しているんじゃないかと思うようになり。。(まさに灯台下暗し…)
そこで、思い切って交換してみることにしました!
私1人では、到底できないので、浜屋加古川店の皆さんにお願いしました!(私は監督兼文句垂れです…)
最初にお願いしますと言って、お経参りにいってしまったので、帰った時には、開基堂に本堂の天蓋が付いておりました💦何という仕事の早さでしょう⁉️天井のフックに掛けて、はい完成ってな感じだったとか、無いとか🙇♂️
見た感じ、全く違和感なしです。『替えました』と言わないと、わからないぐらいじゃないでしょうか。。
つづいて、本堂の方は時間がかかるようで…
というのも、今度は天井の裏から繋ぎ止める作業等があるそうで、、
早速、本堂屋根裏で天井に穴を4か所開けて、ボルトを通して止める作業をしていただきました。この屋根裏、まぁ、暑いこと暑いこと🥵汗だくになっての作業、本当にありがとうございました🙏
そして、天蓋をボルトで固定。さらには、、
この天蓋には、蛍光灯が内蔵されているタイプなので、電気の配線なども一緒に設置してもらいました。
その後、ストックしていた瓔珞(ようらく)の状態が良いので、古い瓔珞からこの分に交換して、作業完了となりました!
このストックしていた瓔珞のことは、以前の⬆️ブログで紹介してますので、そちらをご覧下さいね。。
さて、改めて見てみることにします。
開基堂・ビフォー⬇️
アフター⬇️
本堂・ビフォー⬇️
アフター⬇️
『まぁ、何ということでしょう!』
って言うことまではいきませんが、交換はうまく行った感じです(^^)
これで、法要の時に瓔珞が頭に当たることもなく、また落語会の時も外すことなく、ストレスフリーでいけそうです❗️
言われなければ分からないっていう方がほとんどだと思いますが、これが私(住職)にとっては大きいことなんですよ(^。^)気掛かりがとれると、またお経にも集中できそうです🙏