お檀家さんのご不幸があった時に用いる『経帷子』。
『きょうかたびら』と読みます。
旅立って行く方が着て行く修行衣のことです。。
以前故人さんは、必ずといっていいほど、僧侶がこれに筆を入れたものを着ていました。現在は故人さんの衣服や葬儀会社の方が用意された物を使うことがほとんどです。
今回、久々に家族の方の要望で経帷子を書きました。(字が下手なのは、本当に許してください。。)
住職になりたての10年ほど前は、ご家族の目の前で書いていたこともありました。。緊張しすぎて、ミミズが這った字になったことは、言うまでもありませんがσ(^_^;)
でも、この経帷子で少しは楽に旅立っていただけるのなら、こんなに有り難いことはありませんよね!
書いた気持ちを祈りに乗せて、南無…