2日ほど前から、空いた時間に『幣束』作りをしております。
幣束とは、諸天善神の乗り物や結界を作るときに用いられるもので、一般には御幣(ごへい)と呼ばれています。神社などでよく見かけますが、お寺にもあるのです! うちのお寺では、ご祈祷をするときに設ける結界(天符)や諸天のお像の前に設けるものなどがあります。お札と同じように1年毎に交換しています。
この幣束づくり、地味な作業ですが、結構時間がかかるんです。
大奉書と呼ばれる厚手の和紙を四つ折りにして一つ一つ型をとり、カッターかナイフで切った後、それぞれの形に折って完成。最後はコヨリで留めたり、木製の台に乗せてお祀りします。
今年は24日に替える作業をするので、それまでにせっせとつくっているのです。
この工程で、一番気をつかうのは切る時!
厚手の和紙は硬いので、相当力を入れないと綺麗にキレてくれません。ましてや、神聖なものですから、作業する時は真剣にしなければいけません!!
upした写真も、なかなか真剣な目つきになってます(^◇^;)
年末恒例ではありますが、無事に終えられるよう、あと2、3日は夜な夜な気張って幣束づくりに励みます!!