本日は、先代住職の月命日。。
家族みんな集まってお勤めをしていた矢先…
住職の娘『みのり』の独演会となってしまいました。
1歳10ヶ月にもなると、いろんなことに興味津々!
始まるや否や、お鈴と木柾のバチを強奪!
お経中も、お鈴と木柾は激しく鳴りっぱなし♫
しかし、住職はこれを無視して、お経を続行。。
結局、歌や楽器大好きな娘の独壇場となり、賑やかなお勤めとなりました。。。
そんなことするなら、しっかり叱らなきゃ!って思われるかもしれませんよね。。
でも、私(住職)がこうスルーするのには理由があるんです。。
先代住職が存命の頃、お経参り中に子供達が騒いだり、鳴り物を自由に鳴らしても、先代は決して制止することも怒ることもしませんでした。。
お勤めの後、そのお宅の奥さんが、
『お上人さん、いつも子供達がうるさくしてすみません…』というと、
先代は決まって、
『賑やかでええやないですか。ご先祖さんも喜んでおられるはず!』と、和かに返すのでありました。。
先代は後日、
『年端もいかない子供を叱るよりも、どんな形でも一緒にお勤めをすることが、大切じゃないかね(o^^o)』と私を諭してくれました。。
行儀良くすることは非常に大事なことかもしれません。でも、お勤めする時にそれを強要されると、お勤めすることにアレルギー反応が出てしまう。。少なからず事が理解できるまでは、それに触れることが大事なような気がします。
ちょっと理屈っぽい事を言っちゃいました、すみません。。。
何はともあれ、子供が大好きだった先代の愛情の形が、こういうことだったのかもしれません。。
私も先代に倣って、たくさんの人たちと大勢で『賑やかなお勤め』を勧めて行きたいと思います!
お勤めが終わってもバチを離すことはなく。。
気がつけば、バチの二刀流になってました(^◇^;)