本日は午後から、境内にお祀りされている諸天善神の開基堂への遷座式(御神体を移す法要)を行いました。
説明が長くなってしまうのですが、境内にお祀りされている御守護神方は、遡る事20年前、現在の場所にお祀りされるようになりました。元々は違うところにあったのですが、本堂新設の為にこの地に集められました。先代住職の時のことなので詳しいことはわかっていなかったのですが、最近になってこの地に本意でお祀りされたのかなぁ?と思うようになりました。なぜそんなことを思うようになったかと言いますと、昭和初期の本堂の写真(まだ東二見の道場時代)には御宝前でお祀りされていたり、また私が幼少期には境内の違うところにあったりしましたので、ますます疑問をいだくようになったのです。。。
また、お祀りされる由来を当時を知る方から聞いてもわからないので、それじゃあ一度開基堂にお祀りし直して、お経をもっともっとあげさせていただこう!ということになりました。
午後3時、法要が始まりました。私だけでは心許ないので、お2人のお上人と川辺石材さんにお手伝いいただきました。
まずは、遷座する為に抜魂の法要です。
天候も気にすることなくできて、助かりました(^^)
遷座の際、20年分のホコリや汚れがひどく、綺麗に掃除していただきました。ホントにすごい汚れの中、ご出仕いただいた山口上人・山中上人には感謝申し上げます!
遷座と同時並行して、川辺石材さんには、お社の解体をしていただきました。流石はその道のプロ!力仕事なのに素早く、綺麗に解体していただきました。ありがとうございます!!
開基堂の向かって右の祭壇に遷座した後、今度は入魂の法要です。約1時間の力強い読経、加持祈祷を行いました。
加持祈祷の模様です。祈祷師の木剣の修法で入魂致しました!
新たな祭壇で、ご覧のとおりにお祀りさせていただくことになりました。
無事に遷座も終わり、ひとまずホッとしております。お寺に古来から存在する諸天善神様です。お経を沢山吹き込んで、大事にお祀りしてこうと思いますので、また皆様も是非お参りなさって下さいませ!