昨日のお話です。
お昼頃、御朱題(御朱印)をいただきたいと、お参りの方がありました。
たまたまその日は、午前中で檀家さん宅のお経参りを終えていたので、久々に御朱題を書かせていただきました。
年に何回か、御朱印をくださいとお参りがあるのですが、参拝の方のお時間があればとの条件つきで、書いた後に短時間のお勤めをして、お焼香していただくことにしています。
今回もその事をお尋ねしますと、ではその時に写経を納めたいと申し出がありました!
こ、これは‼️
この方は御朱印参りを心得えておられるなと、感服してしまいました。
なぜかと申しますと。。。
そもそも、御朱印をもらうとことは、ただお参りをしていただくというものではなかったのです。昔からの正式な習わしは、写経したものをお寺に納めて、その証として御朱印をもらっていたのです。今の流行りの御朱印参りは、何かスタンプラリーみたいに収集することに特化して、本来の意味を為していないのでは?と以前から感じていたんです。
今回、横浜からお越しの佐藤さん、写経の最後に、父方・母方の先祖代々の霊追善の為と書かれていましたので、その分もお勤めでご回向させていただきました。
佐藤さん、お手本となる御朱題参りをいただき、誠に有難うございました🙏
今回お参りの佐藤さん。目下、千ヶ寺参りに挑戦されているとのこと。素晴らしい仏道修行をされておられますね(^^)無事成就されますようお祈りしております🙏