大変ご無沙汰でございました。
なかなか更新ができず、申し訳ありません🙇♂️🙇♂️🙇♂️
さてさて、本日6月3日はお寺の御守護である大福大明神様(大福さん)の御縁日ということで、午前9時過ぎから報恩法要を致しました。
一昨年から、法華経の要のお経である『如来寿量品第十六』を十巻読誦すると決めましたので、1時間強の読経と木剣を用いて法楽加持(祈祷)をさせていただきました🙏
毎年ブログで申しておりますが、この大福大明神様は、私(住職)の曽祖母にあたる村川妙宣上人が大阪市生野区で明浄院というお寺の住職をしていた時に、ご自身の御守護神としてお祀りされたもので、現在立正寺に移ってからも御守護をいただいております。伝え聞くところによると、妙宣上人が徳島のとある滝(場所は分からないのです…)で滝に打たれてお題目を唱えて修行をされた際、この大福大明神が降臨され、感得されご守護いただくことになりました。その後、大福様の福徳力をお借りして、たくさんの方をお救いになったそうです。
その御縁日が6月3日であったことから、妙宣上人が御存命の時は、この日に大祭をされていました。お寺が二見に移ってからは大祭はされていませんでしたが、数年前から住職がこの日にお経をあげて、感謝申し上げる日にさせていただいております。
本日は御宝前の前机に遷座して法要をいたしました。なぜ???
それは、住職の足の負傷で、大福様の前に正座して読経ができないために、導師机前に持ってこさせていただいたというわけなんです…
いつも汗だくになるのですが、今年は心地よい風が本堂に入ってくる絶好のコンディションで報恩感謝申し上げました。。
この法要はお寺の公式行事ではありませんが、大事な御守護神様ですので、お寺にお参りの際は大福様にも是非是非お参りいただければ有り難く存じます🙏