本日は子供の日でしたので、水子地蔵前で水子供養会を行いました。
昨年までは、私と家内だけで行なっていたのですが、今年からは檀信徒の皆様にもご案内してする予定でした。
しかし、3度目の緊急事態宣言がでましたので、昨年同様、私ら寺族のものだけで行うこととなりました。(今年からお申し込みの塔婆供養は致しました)
午前10時、昨日から準備していた沢山のお菓子や飲み物を揃えてお供えして、法要がスタート。雨がきつく降る中でしたが、軒下でしていたので、濡れる心配もなく、お経をあげさせていただきました。
毎年、常々申してますように、子供の日は今生きている子供たちだけの為の日ではないと思うのです。亡くなられた赤ちゃんや子供さんへも愛情を注いであげたい日でもあります!
親に抱かれることもなく、お乳を与えられることもなく、また横で添寝をしてあげることもない水子さんなら、尚更です。
私も2人の娘を持つ父親ではありますが、水子さんへも同様の愛情を捧げたいと思い、4年前から子供の日に特別な読経を始めました。水子さんを持つ親御さんとも、お寺で供養していく中で、数多く接してきました。その中で、なかなかこの悲しみに触れたくない、できれば忘れてしまいたいと思う方もいらっしゃいます。もちろん、その自責の念にかられた気持ちはよくわかります。でも、水子さんからすると、お父さんお母さんをずーっと思い続けていることもわかってほしいのです。
お寺の正式な行事にすることで、当日参拝はできなくても、その水子さんのことを思い、手を合わせていただけたらなぁと、切に願うばかりです。。
来年以降もこの場で、できれば沢山の方と精一杯のお供えと読経で、愛情を届けていきたいと思います🙏
寺族総出で、法要を営みました。今生きる子供も天に召された子供も、等しく愛情たっぷりで接していきたいと思います(^^)