世情は、コロナウィルス禍で良い話題がないですよね。。
お寺も、この頃だと花まつりやお寺の落語会『笑楽寄席』の話題になるんですが、落語会は中止。花まつりも任意でのお参りにさせていただいています。。
そんな中、朝からウグイスが、『ホーホケキョウ♫』と鳴いて、春の訪れを告げてくれています🦜
ホーホケキョウ、これは『法、法華経』とも聴こえませんか?
昔からこんな言葉があるそうです。
それは『ききなし』と言うんやそうです。。
鳴き声を人間の言葉に当てはめることを「聞きなし」と言います。ウグイスの場合は「法、法華経」。このように聞きなしが仏教的であるため、ウグイスは日本三大霊鳥と言われたりします。日本三大霊鳥は、他の2種も含めると以下の通り。
・「ホー、ホケキョ=法、法華経」のウグイス
・「ブッ、ポウ、ソウ=仏法僧」のコノハズク
・「ジヒシン=慈悲心」のジュウイチ
昔の人は、本当に風流ですね!!
このように聴こえることが、有り難かったんでしょうね(^^)
最初にも申し上げましたが、コロナの影響で心も荒んできている現在、ウグイスの一鳴きだけでも有り難く感じて、気持ちが安らかになればいいなと思う次第です。
本堂南側の小さな竹林。どうやら、ここからウグイスの鳴き声が聴こえてきます。(ウグイスは人目につくところには来ないそうなので)
住職が朝のお勤めで『法華経』を唱えた後、窓を開けて空気の入れ替えをする時に聞こえるウグイスの鳴き声♫
その時は世情も忘れて、なんとも嬉しい気持ちになります(o^^o)