昨日はお寺の落語会『笑楽寄席』がございました。
では演目順にご紹介してまいります。
トップバッターは、お馴染み・すずめ家すずめさんです。演目は『持参金』でした。
さすがは、当寄席の切り込み隊長、軽快な口調で会場を盛り上げてくださいました!
続いて、すずめ家ちゅん助師匠の登場!演目は『上燗屋』でした。なんと、6月に脳梗塞を患われたちゅん助師。奇跡的に回復して、高座でリハビリなんやそうです。。話すのが上手くいかないとのことですが、全くそんなことは無く、爆笑を誘っておられました。
中とりは初登場の宮村群時・旭堂南海コンビの『書生節』でした。明治後期頃、学生がバイオリンでもって世相を歌った「演歌」を書生節というそうで、今回はその昔流行った歌と時事ネタを融合させた演目でした。会場の平均年齢が高かった?為か、皆さん一緒に歌われたり手拍子が入ったりと、大盛り上がり!!場内、爆笑でした。
中入り後は、桂春蝶師匠お出ましです。演目は『短命』でした。プライベートな諸事情で、お顔が幾分ゲッソリされておられて心配しておりましたが、話に入ると一変。。春蝶ワールド全開の話しっぷりに会場は大爆笑!さすがは当寄席の大看板、恐れ入りました(^^)
大トリは、旭堂南海先生の再登場です。演目は『藤十郎の恋』でした。先ほどの書生節からは打って変わって、江戸期の名役者・坂田藤十郎の人情噺。南海先生の軽妙な語り口でドンドン話に引き込まれて、聴き入っては感動しっぱなし。最後は壮絶なフィナーレ!本当に凄いお噺でございました。。
そして、会の〆はスタッフ裏方さんの紹介です。
今回から立正寺オリジナルの法被を着用していただきました。(前日完成の、出来立てホヤホヤです!!)なかなか粋な法被でしょ?
住職お気に入りの法被を見に纏い、鳴り物から設営、受付、撮影と、皆さんフル回転で頑張ってくださいました。
と、うちの寄席は演者さん、裏方さんはじめ、来場の皆様に支えていただいております。(今回は75人の御来寺でした。)
本当に皆様、ありがとうございます。
当寄席も、おかげさまで開催より丸8年を迎えることができました。
これからも、より良い会にしていきたく存じます。どうぞ、これからもお引き立ての程、宜しくお願い申し上げます。
さて、次回は。。
来春4月6日を予定しております。
どうぞ、ご期待ください!!