akashi-risshouji's diary

明石 ・立正寺 お寺のブログ

御衣替え

昨日、寺族総出で、本堂のお祖師様(日蓮大聖人)の衣・袈裟を、冬物から夏物に替えさせていただきました。

総本山・身延山久遠寺の『御更衣式(ごこうえしき)』に倣って、今年からは日が暮れた午後7時過ぎから始めました。

極力、灯りを少なくして御着替えをさせていただきました。

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まずは、お祖師さまを須弥壇から御着替えのし易い前机まで御移動いただきます。

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そして、冬物の衣・袈裟、白衣を脱いでいただきます。(白衣一枚になった時点で、寺族の3人には外陣に下がってもらいます。お祖師様も裸を見られるのは、恥ずかしいでしょうから…)

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冬物の白衣・本衣・五条の袈裟の順に御着替えいただきます。

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外陣に移った寺族には、太鼓を打ちながら、お題目を唱えてもらいました。長女みのりは、団扇太鼓に大太鼓に大活躍でした!

 

再び須弥壇にお戻りいただき、御衣替えを無事に終えることができました。

今年から夜にさせていただいたのですが、とても神秘的な雰囲気に包まれた御衣替えができたように思います。昼間にするよりもこれからは、夜に行う方がいいように思います!コロナ禍が終息したら、檀信徒の方にも来ていただいて、一緒にお題目を唱えながらするのもいいかもしれませんね🙏

恒例の収穫祭

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昨日、境内のビワの実を収穫致しました。

翌日から雨の予報でしたので、夕方家族で急いで作業を開始したのでした。f:id:nori-snow_cyclist3190:20210604160240j:image

しかし、長女みのりが、虫がいるからと遠目から見るにとどまり、次女ともえも右に同じく(^◇^;)

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その間に、私と家内でせっせとビワをとっていきます(^ ^)

今年は、今までで一番の豊作でした♫

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とり終わる頃に雨が降ってきたので、本堂に移動して、仕分けの作業です。ここでは、みのりはお手伝いをしてくれました♫ともえは。。(↑の写真を見ると監督みたいでしょうか…)

仕分けを終えて、

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本堂、開基堂でお供えさせていただきました!

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ほんとにたくさんのビワ収穫でしたので、たくさんお供えできました!

 

また、下げさせていただいて食べたり、家内にジャムやゼリーを作ってもらう予定です♫

御縁日

本日午後1時半から、お寺の御守護である大福大明神様(大福さん)の御縁日報恩法要を致しました。

昨年から法華経の要のお経である『如来寿量品第十六』を十巻読誦すると決めましたので、1時間と少々の読経をさせていただきました。

読経の後は、大福さんへ木剣を用いて法楽祈祷を致しました。。

昨年のブログでも申したのですが、この大福大明神様は、私(住職)の曽祖母にあたる村川妙宣上人が大阪市生野区で明浄院というお寺の住職をしていた時に、ご自身の御守護神としてお祀りされたもので、現在立正寺に移ってからも御守護をいただいております。伝え聞くところによると、妙宣上人が徳島のとある滝で滝に打たれてお題目を唱える修行をされた際、この大福大明神が降臨され、以後守護されることになったそうです。その御縁日が6月3日であったことから、この日に大祭をされていました。お寺が二見に移ってからは大祭はされてきませんでしたが、数年前から住職がこの日にお経をあげて、感謝申し上げる日にさせていただいております。

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いつもは祭壇の右側に御祀りしておりますが、本日は正面下に出開帳という形にして、法要を行いました。

1時間20分ほどの法要でしたが、日頃の感謝の気持ちを読経にてお伝えした次第です。

今度は、たくさんの方と一緒に法要ができたらと思います🙏

1人でも、できることからコツコツと!

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毎月月初めのお寺の行事(先祖供養と御祈祷会)、昨日は先月に引き続き無参拝での法要となりました。緊急事態宣言下においての感染予防措置であるのですが、やっぱり1人だけでの読経は寂しいもんです。

明石市でもコロナワクチンの接種が始まりましたので、これを無事に終えて、より安心してお寺に来てもらえるまで、待つしかないようですね。。。

今は少しでもこの事態が鎮静化することを信じて、前を向いて行くようにしたいものです!その中で不満はたくさんあると思います。でも、そうなった中で、いかに自分がどれだけ工夫して立ち向かえるのか。。それが試されていると何事も前向きにポジティブな生き方をしなきゃ、生きてて損だというぐらいがいいのでは?とも思ったりします。

文句や不平を言ったりするのは、不十分な考えと行動から出ることが多いですから、まずはそこを整えられるところから整える。。

と、大袈裟なことを申しましたが、ボチボチ行くしかないことも多いので、こういう時は焦らずに進んで行くべきかもしれませんね。

 

最後は、少々愚痴っぽくなってしまいました🙏

兎にも角にも、できることからコツコツと!です。。

信念を貫けば、必ず光は見えてきます‼️

新調🕐

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本堂の時計を新調しました♫

今まで使っていた時計、どうしても早くなってしまい、半年ぐらい経つと10分ぐらい進んでいるのはザラなことで、その度に直していました(^◇^;)

内壁の上に掛けているので、毎度往生しておりました。

そこで、今回思い切って、電波時計をチョイスしてみました(^^)しかも日時に気温、湿度計付き❗️しかも、前のより2回りほど大きい直径50cmの物にしました♫

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ネットの某◯マゾンで頼んだのですが、中には色んなモデルと色がありました。でも、シンプルでベタに白で見やすいものにしました。何の変哲もないものかもしれませんが、今度は電波時計ですから、時間は正確に表示してくれます!

今まで頑張った時計は、離れの書院で、活躍してもらいます!

七面大明神大祭

昨日の水子供養会に続いて、今度は開基堂で七面大明神大祭法要を行いました。

こちらも、緊急事態宣言を受けて、無参拝の法要となりました。

なので、

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ご案内のとおり、Facebookの『明石市 立正寺』内で、Live配信を致しました。(こちらはFacebookに登録していなくても、インターネット上で誰でも観ることができます)

思っていたよりもたくさんの方に観てお参りいただき、驚きと同時に有り難いなぁと思う次第です。

観てくださった皆様、誠にありがとうございました🙏

 

さて、この大祭は令和に改元された2年前より始まりました。経緯はLive配信の最後のご挨拶でも申し上げましたが、この開基堂は元々立正寺の本堂でありました。平成11年に現在の本堂ができてからは、こちらで大きな法要をすることがありませんでした。そこで、令和改元が5月であったことと、開基堂が東二見の道場からこちらに移ってきたのが昭和37年の5月5日であったこともあり、この同じ月の巡り合わせに乗じて、堂内にお祀りされている七面大明神様の大祭をしようとなったのでした。。

立正寺が開かれてから、ずっとお祀りされている七面大明神様。今まで大祭がなかったことが不思議なくらいですが、お寺の守護神としてこのような大祭ができることは、お寺にとってもお檀家さんにとっても、とても喜ばしいことだと思いますし、またどんどん信仰していけば、今以上にご守護いただけることでしょう!その為には、日々こちらのお堂でも住職が沢山のお経をあげていかなければとも思い、日々精進しておるところです。

まだ、この行事が始まって3年目ですが、これを10年、20年としていく中で、皆様からさらに愛されて沢山のお参りをいただけるようにしていこうと思います🙏

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法要後、この大祭に対する思い、コロナ禍にあっての思いを8分半もおしゃべりしてしまいました。熱く話していますので、もしよろしければ、動画の方もご覧ください(^^)

子供の日・水子供養会

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本日は子供の日でしたので、水子地蔵前で水子供養会を行いました。

昨年までは、私と家内だけで行なっていたのですが、今年からは檀信徒の皆様にもご案内してする予定でした。

しかし、3度目の緊急事態宣言がでましたので、昨年同様、私ら寺族のものだけで行うこととなりました。(今年からお申し込みの塔婆供養は致しました)

午前10時、昨日から準備していた沢山のお菓子や飲み物を揃えてお供えして、法要がスタート。雨がきつく降る中でしたが、軒下でしていたので、濡れる心配もなく、お経をあげさせていただきました。

 

毎年、常々申してますように、子供の日は今生きている子供たちだけの為の日ではないと思うのです。亡くなられた赤ちゃんや子供さんへも愛情を注いであげたい日でもあります!

親に抱かれることもなく、お乳を与えられることもなく、また横で添寝をしてあげることもない水子さんなら、尚更です。

 

私も2人の娘を持つ父親ではありますが、水子さんへも同様の愛情を捧げたいと思い、4年前から子供の日に特別な読経を始めました。水子さんを持つ親御さんとも、お寺で供養していく中で、数多く接してきました。その中で、なかなかこの悲しみに触れたくない、できれば忘れてしまいたいと思う方もいらっしゃいます。もちろん、その自責の念にかられた気持ちはよくわかります。でも、水子さんからすると、お父さんお母さんをずーっと思い続けていることもわかってほしいのです。

お寺の正式な行事にすることで、当日参拝はできなくても、その水子さんのことを思い、手を合わせていただけたらなぁと、切に願うばかりです。。

来年以降もこの場で、できれば沢山の方と精一杯のお供えと読経で、愛情を届けていきたいと思います🙏

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寺族総出で、法要を営みました。今生きる子供も天に召された子供も、等しく愛情たっぷりで接していきたいと思います(^^)