akashi-risshouji's diary

明石 ・立正寺 お寺のブログ

第20回 笑楽寄席

昨日は、約1年ぶりにお寺の落語会・笑楽寄席を開催致しました。。

コロナ禍での開催でしたので、通常とは異なりますが、なんとか会を納めることができました。

感染予防対策としては、まず席数を120弱から40席にし、間隔をとった席次としました。また、お越しの方を完全予約制とし、万が一の事を考慮してお名前・住所などを教えていただきました。(ある一定の期間を過ぎて何もなければ、これら個人情報は破棄することも約束しております)

もちろん、マスクの着用をお願いし、落語鑑賞中も本堂内の窓・戸を開けた状態にさせていただきました。

と、ここまでの事を観覧の皆さまにご協力いただきましたが、演者の方にもご協力をいただきました。それは各演目の時間設定の縮小です。

通常でしたら、中入り休憩を入れて3時間半弱あるうちの落語会。さすがにこの世情でこの長さは難しい。。でも演者の方の人数はいつも通りの5名。。困っていたところ、春蝶師匠のご提案で、出演順に15分・15分・15分・20分・25分として、1時間半で終わらせようということになりました。

なんて、コンパクトな落語会でしょう(^◇^;)

それも、みなさんのご理解があって、それが叶いました。ご出演の皆様、本当にありがとうございました🙏

 

さて、会の本編ですが、、

演目順に、

すずめ家すずめ『酒の粕』

すずめ家ちゅん助『小噺たくさん』

桂あおば『たけのこ』

旭堂南海本能寺の変

桂春蝶『死神』

 

1時間半で、このボリューム、はっきりいってものすごくつめこんだ、ぜいたくな内容となりました!

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今回はトリの春蝶師匠から、ご紹介。

『死神』、まさに怪演でございました(^^)

この方の噺は、本当に引き込まれますね!まさに、今回は名人芸の域にあったと思います!春蝶ワールドは唯一無二です!!

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トリ前は南海先生の登場。

個人的に、この方の講談を聞くと、他の方のを聴けなくなってしまいます。春蝶師匠同様、噺に引き込まれてしまいます。歴代天皇百数十人をあっという間に言ってしまわれたりするところも含め、これが講談❗️というところを魅せていただきました。。

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若手枠のゲストは、桂あおばさん。最近は、fm番組のレギュラーも持たれているほどの実力派♫私は若手噺家の中では、今一番勢いがある方やと思てます。話も面白く、これからも期待大ですね!

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二番手は、すずめ家ちゅん助師匠のお出まし。大病のリハビリ⁉️ということで、粋な小噺をたくさん披露していただきました。終わって高座から転落されてヒヤッとしましたが、ご本人は元気なご様子でした。。

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開口一番は、すずめ家すずめさん。今回のコンパクト寄席を気にしていただくあまり、本当に噺の時間削っていただくことになってしまいました。。次回はもう少し長く噺をしてもらいましょう!!

 

以上、無事に会を終えられていうのも何なんですが、来たいただいた皆さまから、『開催をまってたよ!』『延期やと思ってたけど、やってくれて嬉しい♫』とたくさんの喜び・御礼の言葉を頂戴しました。

ほんまに、有り難いですね。。。

こちらの方こそ、心より御礼申し上げます🙇‍♂️