akashi-risshouji's diary

明石 ・立正寺 お寺のブログ

師走を迎えるにあたって…

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境内で可憐に咲いている山茶花です。

私はこの花が大好きなんです。厳寒時期に長く咲き誇る姿、そして散りゆく姿に魅せられます。。

山茶花のように、寒さをもろともせずある姿をお手本にしたいものですね(^^)

 

さて、明日からは12月に入ります。早いもので今年も残すところあと1か月。。コロナ禍一色の1年で、本当に大変な年になりました。せめて最後のひと月は安穏な日々をおくりたいものです。とは言っても、またまたコロナの感染者数が急増してきています。決して無理せず、出来得る予防対策はしっかりしていかなくてはなりませんね!!

どうか、そういう気持ちを大切にしつつ、良くなると信じる気持ちをより持って(できれば信心を祈りにできればよいですね)、年越しを迎えましょう🙏

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写真は、明日の月行事の準備中の1コマです。お陰様で、お寺の面々は元気いっぱいです(o^^o)

 

永代供養廟・納骨式

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この度、新設した永代供養廟へ、永代供養のご遺骨を納骨させていただく法要(永代供養廟・納骨式)を執り行わせていただきました。

 

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午前11時、ご出仕の山中上人・釋上人と共に納骨式を開始しました。

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お経の途中で、今まで安置をしていた、本堂裏の納骨堂預かり納骨段へ、永代供養のご遺骨を取りに移動します。

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そして、一つ一つお待ちして、納骨させていただきました。

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納骨中も読経を続けていますので、木柾番の山中上人には、お経が止まらぬ様に留まって力強いお経をあげていただきました!

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お陰様で、無事に式を終えることができました。急な法要であったのと、コロナ禍で近頃急に感染者が増えたことも考慮して、お檀家さんにはご案内しませんでした。

勝手をしましたこと、ここにお許し願いたいと存じます。

 

さて、法要も終わり、ご出仕のお上人方へ、最後にご挨拶をさせていただきました。

永代供養について、私の思うところを話させていただきました。

近年、永代供養を謳った供養のあり方を、さまざまな形でお見受けします。個人的には、永代供養を軽んじているのではと思うものがある様に思います。それは、まず合祀墓に納めるというもの。丁重にそして、お寺が続く限りは供養していくものが永代供養なのに、皆一緒くたにするのが、丁重な御供養なのかと思うのです。合祀墓は、無縁墓とどこが違うのでしょうか?戒名を墓石に刻む刻まないの差だけなのはないのかと思ったりもします。うちのお寺にも無縁霊の万霊塔があります。見ていく方がおられなくなったご遺骨を納めていますが、毎日そちらでも読経をし、ご回向しています。

では、永代供養となると、それよりもまだまだより良い御供養をするということではないのでしょうか?

うちの場合で言いますと、今回の本堂須弥壇下の供養廟にご遺骨を安置し、また堂内に永代供養の位牌段に永代供養の位牌を安置し、また導師机の横には永代供養の過去帳があり、毎日のお勤めで読経し御回向申し上げております。もちろんお茶・お水・仏飯のお給仕もかかしません。(その他、施餓鬼法要等においても御回向申し上げます)

せめてこれぐらいはできて、はじめて永代に渡って供養していくのが、本当の永代供養ではないのかと思います。

安価なお布施で、それとなしに供養されているものは、決して永代供養と言わないでいただきたいと、切に願うのです。

それだけ、永代供養をするということは、非常に崇高で価値のある、まさに稀有な御供養であると認識するべきではないでしょうか?

ですから、永代供養できなくても、後々見るものがいなくて、無縁墓に納ったとしても、我々僧侶はお布施に惑わされることなく、これらの御霊を供養していくことが求められるのではないでしょうか。。また、そういった事をこれから発信することで、檀信徒は元よりそのことで悩んでおられる方々に安心してもらうことが一番大事なのではないでしょうか?

 

せっかく永代供養廟の納骨式の話題をお届けしたのに、この様な事を書くと、なんかイメージが悪くなってしまったでしょうか?

でも、それだけの意味をご理解いただき、永代供養をしていただけるのであれば、それは素晴らしいご供養であることは間違いありませんね🙏

岡の上妙見大菩薩例祭

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本日は、二見町岡の上にある妙見大菩薩の年に一度の例祭でした。

毎年11月23日に開催しているのですが、今年も例年どおり自治会長はじめ岡の上地区の役員さん方約15人の方にお参りいただきました。

ここの地区では、昔から妙見護持会がありまして、地域をあげて妙見大菩薩を護っておられています。

午前10時から40分ほどの法要(写真が今年もないんです、すみません🙇‍♂️)、そして先代住職のころより恒例となった法話・茶話会がお社となりの公民館でありました。

法要では住職の妙見大菩薩へ加持祈祷をし、参拝の皆さんにはお焼香をしてお1人ずつお参りいただきました。

茶話会は、今年は中止しては?と提案したのですが、せっかくですから是非と勧めていただき、換気や間隔をとっての開催となりました。

妙見大菩薩の由来や日蓮聖人との関わりをお話し、その後は仏事に関する質問コーナーで大変盛り上がりました。いつもながら、ざっくばらんで楽しい、時には生々しい話まで飛び出して、今回も皆さんと良い交流ができました!

コロナ禍であるので、最後はより一層の信心をお願いして、会はお開きとなりました🙏

 

岡の上の皆様、ありがとうございました😊

永代供養廟・完成‼️

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本日、本堂須弥壇下に永代供養廟が完成しました。

先月末には供養段ができていたのですが、建具に時間を要しておりました。

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⬆️こんな感じで供養段ができていました。蓋代わりの建具(もともとあった須弥壇の飾りを建具にしてもらいました)の加工には、相当なご苦労があり、なんとか元の形を残しつつ、作っていただきました。

それがこちら⬇️

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何と、観音開きにしていただいたのです!

供養段は真ん中に仕切りがあるため、開ける扉は二か所必要になり、当初予定していた引き戸を断念。。試行錯誤してこの二か所の観音開きの扉にしていただいたのです❗️

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そして、扉すぐには、供物台がおけるように同じ檜の台を付けていただきました。。

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本当に骨の折れる作業になりました。

中島工務店並びに建具の吉田工芸社の皆様、誠にありがとうございました🙏

お経を聞く事も功徳あり

日々、法務の終わった夕方、もしくは夜、時間のある限り、開基堂でお経をあげているのですが、昨日は思わぬところで賛同者があらわれました。

長女のみのりです。。

また、ここから親バカちゃんりんなお話になってしまいますこと、お許しください。

この読経は、法華経を通しで(69384字)読んでいるので、長いときは2,3時間以上、少なくとも1時間弱はお勤めしています。

そこに、長女が一緒に行くと言ってくれたので嬉しかったのですが、何せ長い時間じっとできるか半信半疑でありました。(お経が長すぎて、リビングに帰って行くやろなぁと大方思っていました)

しかし、驚くなかれ。なんと、1時間、私の横に座って、最後まで手を合わせてくれていたのです‼️

恐るべし、4歳児!末は坊主か、お釈迦様かと見紛うところでした。。

それにしても、何という有り難い事でしょう。以前、あるご老僧から『寺に生まれてきた子の功徳は、小さいころから自然とお経を聞いて徳を頂いている。これは、本当に有り難いことなんだよ!』と仰っておられたことを思い出しました。

宗祖日蓮聖人も観心本尊抄という述作された御遺文に「釈尊の因行果徳の二法は妙法蓮華経の五字に具足す。我等この五字を受持すれば、自然に彼の因果の功徳を譲り与えたもう」と仰っておられます。

お経はあげられなくても、最後は大きな声でたくさんお題目『南無妙法蓮華経』を唱えてくれた、みのり。

お釈迦様・日蓮聖人・そしてうちのお寺にお祀りされた諸天善神から、たくさんの有り難い功徳をいただけたのではないでしょうか、、。

 

毎度親バカながら、娘と素晴らしいお勤めができたことに、感動いたしました🙏

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お勤めの様子です。足を開き過ぎではありますが、賢くお勤めできたみのり!

父として、娘を誇りに思います🙇‍♂️

遂に完成‼️

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先月5日から工事しておりました、本堂の出入り口の工事が、先程無事に終わりました❗️

建具等の大工さんの仕事は月末には済んでいたのですが、左官屋さんの作業が最終行程を残しておりましたので(どうしても乾かす時間が要りました)、完成が本日になったわけです!

この度も、いつもお世話になっております中島工務店さんには無理を聞いていただき、誠に素晴らしい出入り口に仕上げていただきました。

本当にありがとうございました🙏

 

さてさて、気になる詳細ですが、、

工事前f:id:nori-snow_cyclist3190:20201110124926j:image

工事後f:id:nori-snow_cyclist3190:20201110124818j:image

まるで、別の場所にきたみたいです💦

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そして、戸を開けると土間になっていますので、靴の脱ぎ着が中でできるようになりました。これで、雨風の心配もなくなりましたね(^^)

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本堂の中からはこんな感じです。光もたくさん入って、明るいですね♪

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そして、両脇を火灯窓(かとうまど)にしました。開け閉めもできますので、空気の入れ替えも、難なくできます!

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あと、前回と違うところは、戸の開け閉めの軽さです。以前は全面強化ガラスにしていたので、かなり重くて。。閉まっていると勘違いされた方が結構おられました。今回の戸は、本当に軽〜く開きます。力を入れすぎると、戸が壊れるぐらいです💦

 

手前味噌ですが、本当に素晴らしい出入り口が完成しました🙏

感無量です(T . T)

 

境内剪定

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昨日、今日と境内の植木の剪定をしていただきました✂️

いつもお願いしてます庭師の浦川さん兄弟に境内の木々をキレイに切ってもらいました。

昨日は晴れていたのですが、今日は雨の中の作業でした。天候の悪い中でも、黙々と仕事をしていただき恐縮です🙇‍♂️

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切り落とした枝や葉っぱは、軽トラいっぱいになります。本当にすごい量です💦

それだけ切っていただいたおかげで、

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めちゃくちゃ綺麗になりました‼️

ありがとうございました🙏